
星の子活動hoshinoko
星の子活動の始まり
創設当初からボランティアがあったが、教師中心であった。子ども中心で主体的に創意工夫をしながら1988年4月から全校生を縦割りにしたグループ宗教を取り入れた。
その中で生まれてきたアルミ缶集めで車椅子購入、養護老人ホームとの関わり、地域の清掃活動、地域の一人暮らしのお年寄りとの文通や学園行事への招待、寝たきりの地域のお年寄りへの手紙、チェルノブイリとの関わり、愛の架け橋で都会のホームレスや東南アジアの難民等へ温かいクリスマス、新年を迎えてもらいたいとの運動や被災地への援助が児童会の発案でハッピィー・ランチデーという形で生まれた。

1週間に1度、自分達も痛みを感じ、おかず無しのおにぎり弁当の日を決め、そのお金を献金する運動である。1994年グループ宗教の名を改め、「星の子活動」とする。6年生がリーダーとなり、活動を整理して自分達の中から実行委員を選び、実行していくことにしている。
- 外見にとらわれず、相手の内面を見つめ、共に手をとり人間らしく成長する場の設定。
- いろいろな人との交流や奉仕活動を通して、報いを求めない関わりの中で多くの人々との連帯の心を培う。
- 宗教教育と合わせ、聖書で学んだ愛を知り、星の子縦割りグループの時間に自分たちの考えを出し合い、本当の心の温かさについて学ぶ。
このようなねらいを持ち、創立当初からの奉仕の心を地域社会の方やNGOの方々との連携の中で、子ども達が活動できる場を設定し、自分達の中から実行委員を選び、考え実践している。
今、周囲の人々が何を必要としているのか。決して無理をすることなく、広い眼と心で人々を見つめ、自分の生活を振り返る機会と助けを必要としている人に惜しみなく奉仕する心を養い、同じフロアに立って価値を共有する体験をする。小学生は小学生らしい発想と行動を大切にし、実践していく。