すくすく育て、豊かな陽ざしと深い愛情をあびながら。
園舎の設計から遊具の選定、砂場に入れる砂の種類まで。子どもたちが夢中になって遊び、心身ともに健やかに成長できるよう、すべて意図をもって設計されています。こうした試みが実を結んでいることは、子どもたちが遊ぶ時の真剣な表情や、楽しそうな笑い声に表れています。初めて静岡サレジオ幼稚園を訪れる方は、園舎内の明るさや園庭の広さに驚かれることが多いようです。
園舎
木材をふんだんに使った温かみのある園舎は、白壁と南欧風の屋根が目印です。いちばんの自慢は、全面ガラス張りの壁面からふりそそぐお日さまの光。その光は園舎の中だけでなく、子どもたちの心まで明るく照らしてくれるようです。
園庭
「運動場の教育」を実践する静岡サレジオにとって、園庭はまさに学びの場です。ここで運動能力を伸ばしたり、社会性を得たり、様々な力を伸ばせるよう、遊具は選定から配置まで、大学の先生の監修のもと行われています。
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ー園庭の芝生化ー
子どもたちが園庭を元気に走り回れるようにと、ダディーズと呼ばれる園児のお父さんたちが発案。芝生化を推奨する県の「グリーンバンク補助金」を利用して完成しました。初めて緑いっぱいの園庭に子どもたちが入ってきた時の「わぁ~!」という歓声、感動の表情は今も忘れられません。現在もよく手を入れて、芝生を保っていることで県から表彰もされています。
遊戯室
子どもたちの「もっと遊びたい!」という気持ちに、天候に関係なく応えるために、大きなホールを用意しました。終業式や聖母祭などのイベントでは、みんなが集まる場所にもなります。また、外部のスポーツクラブを招いての体操教室なども行われます。
花壇
園庭同様に緑化活動に力を入れているのが花壇です。登園の際、西門を抜けると鮮やかな草花、そしてマリア様が子どもたちを迎えてくれます。季節が変わるたびに、色とりどりの草花が様々な表情を見せてくれる花壇は、子どもたちはもちろん、保護者の方々の目も楽しませてくれます。子どもたちに自然と関わる機会を与え、その美しさやはかなさを教えてくれる場所でもあります。
聖母マリア(エントランス)
おはようございます。さようなら。一日の始まりと締めくくりを、いつもマリア様が見守っていてくださることも、静岡サレジオ幼稚園の大きな特長です。マリア様というお手本があること、その存在を身近に感じることで、子どもたちの行動や心の持ちようが変わります。
畑
トマト・きゅうり、なす、とうもろこし、枝豆、麦、さつまいも等、園児たちが苗を植えるところから世話をして育てます。農作物を育てる大変さ、収穫の喜びをみんなで味わい、感謝の心を育みます。