それが今も勉学やその他活動に一生懸命取り組む原動力になっています。現在は法学部の国際関係コースで、核兵器や紛争などの国際安全保障や国際政治学を学んでいます。移民分野に興味のある私は、多文化共生社会の実現、そのプロセスで起こる様々な問題を肌で感じたいと思い、移民を多く受け入れた多文化社会であるベルギーへの留学を決めました。外国人労働者問題や多文化共生社会の実現に向けた取り組みに関わりながら、「人の価値の最大化」に貢献できる人間になりたいと考えています。
また、部長を務めた弓道部で県大会優勝した時の喜びは今も忘れられません。大学では今、解剖授業の真っ最中です。ご献体してくださった方々に感謝しながら、人体の構造を徹底的に理解するよう励んでおります。学ぶほど医療の道は奥が深く、命に関わる仕事の責任の重さを痛感する毎日です。このような経験を重ねる中で救急救命医になりたいという夢が芽生えました。そのために、目の前にある課題ひとつひとつに真摯に取り組み頑張っております。いつでもどこでも自信を持って命に寄り添える医師を目指します。その礎を作ってくれたエグゼコースに感謝をしております。
子:いろいろなことに挑戦できる環境が整っている。それは静岡サレジオの特長だと思います。私がエグゼコースを選んだのは、コース選択の時点で明確な夢が決まっていなかったので、基礎学力を高めながら、幅広い視野で将来について考えるためでした。
母:コース選択ではずいぶん話し合いました。結果的に、周りのみんなと高め合える雰囲気は、娘に合っていたと思います。生徒会長を務めると聞いた時は少し心配でしたが、よくがんばりました。
子:生徒会では人と交渉したり、組織を運営したりする難しさを知りました。そんな中で、仲間との信頼関係を深められたことが印象深いです。受験に際しては、先生にも母にも、心身両面でサポートをしてもらい感謝しています。
母:子どもの成長はうれしいけれど、正直さびしさもあります。沢山の人と出会い、見聞を広めて楽しい大学生活を送ってください。これまでいっぱい楽しませてくれてありがとう。
子:こちらこそ、ありがとうございます。しっかり勉強をして法律のスペシャリストになり、知識や経験を社会に還元していきます。