より良い毎日を、すべての子供に。
子供たちの表情が変わってきた。それが近年、静岡サレジオに高い大学進学実績が定着したことによって起こった、最も大きな変化かもしれません。身近な存在である先輩たちが、それぞれ目に見える結果を出すことで、「自分にもできる!」という自信が芽生えてきたのです。私たち教職員も同様で、これまで以上に自信を持って「共にいる教育」を実践できるようになりました。子供たちの心と体の成長に合わせて、小中高一貫の12年間を4年ごとに区切った4・4・4制(プライマリー・ミドル・カレッジステージ)。すべての子供の努力が花開くように、目指す未来や学び方の個性で選べる3コース制(エグゼ・ソフィア・フロンティアコース)。こうした独自の教育のベースには常に、自分を愛し、他者を愛するキリスト教精神と価値観があります。加えて、国際バカロレアの学びを導入することで、グローバル時代に対応した国際的な評価軸も得られました。
大きな集団の意識が上向くと、一人ひとりの意識も上向いていく。こうした幸せな循環が生まれている静岡サレジオは、開かれた学校でもあります。中学校、高等学校からの入学を考えている子供たちも、心配はいりません。本校の空気にふれ、その中で学び暮らす内に、より良く、大きく成長していけるはずです。
静岡サレジオは、子供たちの笑顔、自信を持って生きられる力を育む学校。そして卒業後も子供たちを見守る存在。いつでも帰れるわが家です。さあ、上を向いて学ぼう。
より高く、美しく羽ばたけるよう、私たちが全力で支えます。
私たちの学校は、ただ勉強や技術を教える場所ではありません。全人的に成長するための場であり、卒業した時には「心のふるさと」と感じられるところでありたいと思っています。高校は生徒の一人ひとりが自らの使命を見つけ、そこに至るための希望進路へつなげるステージです。先生との信頼関係の中で主体的に『善』に向かえるように導く教育法を創立者は掲げました。私たち教職員はいつも、時間、能力、体力を惜しみなく提供する姿勢を手本として示すことを心がけています。自主性を尊重するといっても、丸投げにするのではなく、そばにいて生徒の年齢や成長に伴って少しずつ自分たちでできるように導きます。サッカーで言えば、美しいシュートを決めるのが生徒達で、それを目立たずにアシストするのが私たちの役割だと思っています。
自分の未来は、自分の意志で選ぶことが大切です。
モノがあふれる時代、日本には今、感謝の気持ちが少なくなっていると感じます。一方で、世界に目を向ければ、子どもの7人に1人が学校に行けていない現実があります。だからこそ、恵まれた環境に感謝し、自分の意志をしっかり持って、進学する高校を選んでほしいのです。
静岡サレジオ高等学校には、目標に合わせて選べるエグゼ・ソフィア・フロンティアの3つのコースが用意されています。まだ明確な目標がない人も、サレジオメソッドを始めとする様々な体験を通して、自分の目標や適性を発見できるチャンスが沢山あります。点数には表れない長所や可能性を見つけ、伸ばしてくことも、私たち教員の大切な役割です。こうした選択肢の広さや面倒見の良さが、結果として近年の進学実績に表れていると考えます。
実は私の子ども2人も、本校の卒業生なので、子どもを預ける保護者の期待や不安もよく理解できます。自分の立場を抜きにしても、親子共々とても満足できる高校生活を送ることができ感謝しています。
皆さんにも、高校3年間を振り返ったとき、「この高校でよかった」と感謝できる選択をしてほしいと思います。
がんばりたい人が、がんばれる環境があります。
静岡サレジオ高等学校には、医学部や難関大学・上智大学を始めとする4年制大学進学を希望する生徒が集まります。しかし生徒の多くは、勉強はもちろんのこと、自分が興味のある学び、スポーツ、ボランティア活動や趣味など、それぞれが夢中になれる何かを持っている印象です。
それが大学進学に役立つかどうかに関わらず、私たち教員は生徒のやりたいことを全力で応援します。クラスの仲間も、がんばる友人を素直に応援し、刺激を受けることで、自分の目標をより高く持って進むことができています。
この「ひとり一人のがんばりを認め、当たり前に応援できる環境」は、作ろうと思って作れるものではありません。これこそが、静岡サレジオの最大の魅力だと思います。
ここには、あなたのがんばりを邪魔する人はいません。それぞれの夢や目標に向かって、思いきり挑戦してください。私たちが全力で応援します。