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ミドルステージ

目指す未来に向けて、それぞれの学びの型を確立します。

ミドルステージMIDDDLE STAGE
自分の学びの型を確立する。
  • 小5
  • 小6
  • 中1
  • 中2
1学級30名以下のクラス編成で、すぐに手の届く温かな教育活動を行います。基礎基本の完成を目標に、自主性と論理的思考力を育成。画一的な指導ではなく、対話を大切にしながら一人ひとりを理解し、各々のペースで考えを深めて、自分に合った学びの型を見つけられるよう指導します。同時に、様々な体験を通して仲間意識を育て、価値観の多様化を図りながら、充実したカレッジステージへの準備をしていきます。
ミドルステージの授業の様子
MYP~Middle Years Programme~
知の奥深さに魅了される学び。
MYPは、11歳から16歳までの児童生徒を対象とする教育プログラムで、静岡サレジオでは小学5年から中学2年のミドルステージで実践されます。8つの教科における探究学習と、サービスアズアクションやコミュニティプロジェクトにおける個人やグループでの探究プロジェクトが含まれており、それらを通じて教科の知識理解を促すだけでなく、概念的な理解やグローバルな視野を育成することを目的としています。

MYPは教科横断型のPYPとは異なり、教科ごとに探究学習を行います。興味を引くように趣向を凝らした各Unit(学習のまとまり)のスタート時に、明確な評価基準と総括課題が先行提示されるので、児童生徒は要点を把握して学習し、結果も具体的に把握することが可能です。

このようなUnitがミドルステージ4年間で、約130組まれています。つまり、 130もの探究課題があるということです。それらに対して、いかに自己を管理し、計画的に取り組んでいくかがカギとなるので、自己管理能力と責任能力、主体的に生活をマネージメントする力を養うことにもつながります。

さらに、中学2年では、コミュニティプロジェクトと呼ばれる個人やグループの興味に基づくプロジェクトに1年間かけて取り組みます。最終的に、行動に対する効果を検証し、振り返りを含めた報告会を行うことで、知識や経験を知恵や力に変えていきます。

すべてのカリキュラムは、知識や技能の定着、思考力の高まりとともに、生涯学び続けられる学習者になるための探究心を育むように作成しています。

ミドルステージの特徴

小論文指導

中学1年生から小論文の書き方を徹底指導します。小論文の「型」の効果と意義を学び、そこに自分の考えを落とし込むことで、論理的かつ効果的に自分の考えを伝える力を伸ばします。書き方を習得しつつ、伝え方も磨きます。
小論文指導の様子

目的達成型コース選択

サレジオでは特色あるIB型学習単元の徹底により、中学2年生で「学びの土台」を完成させ、目的達成型3コースを選びます。自ら選びますが、一人では選びません。生徒、教員、保護者でたくさん話し、納得のうちに選択できるように導きます。

不安から目を背けず、徹底的に共に考え、歩んでいくミドル最終学年。サレジオの<共に歩む教育>〜アシステンツァ〜が、真価を発揮する時です。

目的達成型コース選択の様子

プログラミング教育

日本中でプログラミング教育が始まっていますが、本校のプログラミング教育は一味違います。プログラミング教育の最先端企業の協力と、他の授業と同様のMYPの手法により、基礎・基本から学びつつ、中学2年生の終わりにはアプリケーションの作成までできるようになります。ここでも、一人一台手元にあるiPadが、深い学びを促進します。
プログラミング教育の様子

コミュニティプロジェクト

課題や問題を抱えるコミュニティに対して教科の知識やスキルを活かしてその課題を解決する。日々の学習で培った探究スキルで、生涯学び続ける姿勢を育む総合学習を展開します。キリスト教的な奉仕の精神をベースに、リサーチや活動参加、提言などを行うという特徴があります。学びが自分の枠を超え、特定のコミュニティに還元されていく探究学習により、サレジオ生は「人として」より一段階成長していきます。
コミュニティプロジェクトの様子

多彩な国際交流

姉妹校との教員交換プログラムによる活きた英語教育に加え、希望者は中学2年次に、オーストラリア・タスマニア島にある姉妹校ドミニクカレッジへの約1週間のホームステイ、中学3年次の1月からは1年間ニュージーランドへの留学が可能です。それらの経験をもとに、高校1年生までに英語検定2級レベルまでに英語力を向上させる生徒は少なくありません。
多彩な国際交流の様子

ミドルパフォーマンス

学園の創始者であるドン・ボスコは、豊かな心を育てる「舞台」を大事にしました。

演劇は自己表現の場ですが、同時に他者理解の場でもあります。役を演じることを通じて自分を理解し、表現することに喜びを感じる。作品作りを通して、人を支える力の大きさと仲間の大切さを学ぶ。「舞台を作る」ということを通して、様々な視点から物事を捉える力を伸ばします。

ミドルパフォーマンスの様子

CLIL型英語学習

CLIL(内容言語統合型学習)は「内容」と「言語」に焦点をあてつつ、「思考」「他者との学び」という学習スキルの獲得も目指す学習スタイルです。科学、技術、工学、芸術の領域について英語で学び探究します。

Typographyという単元では、企業ロゴなど文字デザインについて知識を深め、オリジナルブランドロゴの作成をします。ICTの活用や教科横断型の授業展開によって、英単語の暗記や長文訳読にとどまらない「生きた英語」を身につけることができます。

CLIL型英語学習の様子