「愛するだけでは足りない。
愛されていると感じるまで子どもたちを愛しなさい。」
ドン・ボスコのことば青少年の教育にすべてを捧げたイタリアの司祭、聖ドン・ボスコ。
彼はキリストの教えた人生観や人間観に基づき、子どもの心に愛情、知性、正しい良心をはぐくみ育てる「予防教育法」という独自の教育方針を打ち出しました。
その教育のキーワードが
「アシステンツァ “いつも子どもと共にいる”」。
物理的にも精神的にも近い距離で子どもたちといつも共にいることが彼の教育の基本スタイルでした。
その教育を後世に受け継がせるため、聖ドン・ボスコはサレジオ会(男子修道会)とサレジアンシスターズ(女子修道会)を創立。現在では全世界130か国以上に広がる大きな修道会に発展しました。
サレジアンシスターズを設立母体とする静岡サレジオは、その聖ドン・ボスコの精神を受け継ぎ、幼・小・中・高、一貫した教育のもと「誠実な人間、よき社会人を育てる」ことを使命に開校しました。
「星美学園」の名は、創立者聖ドン・ボスコが常に「母・教師」と仰いでいたキリストの母聖マリアに由来します。
聖母は行く手を示す「海の星(STELLAMARIS)」や「明けの星(STELLAMATUTINA)」とも呼ばれ、聖母マリアを保護者と仰ぐ本学園は聖母を「美しい星」にたとえ、「星美」と名付けました。聖母の清らかな心(誠実)とたゆまぬ努力(勤勉)を模範として、私たちの人生の道しるべとしたいとの願いを表しています。
本学園設立母体であるカトリック女子修道会サレジアン・シスターズ及び兄弟修道会サレジオ会(正式名称は聖フランシスコ・サレジオの会)の名称に由来します。創立者聖ドン・ボスコは修道会の創設にあたり聖フランシスコ・サレジオを保護者として仰ぎ、会の活動と目的、方法とを忍耐と愛と柔和の精神で導こうと考えました。
この聖ドン・ボスコの精神を教育理念とする本学園にとって、カトリック・ミッションスクールの立場を明確にしていくためにも、各校種が「サレジオ」の名を校名に冠することが最善であると考え、2003年に「星美」から「サレジオ」へ校名を改称しました。今漕ぎ出そう 大海原へ 星の光に 導かれ
白い帆を上げ 風を受け
希望を高く 進み出そう
真の教え いつまでも
共に生きよう サレジオの道
共に進もう サレジオの道
今歩み出そう 人々の中 神の息吹に 支えられ
世界の友と 手をつなぎ
心と心を 結び合おう
真理の学び いつまだも
共に生きよう サレジオの道
共に進もう サレジオの道
作詞 伊吹 誠 作曲 町田 治
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